昨年(2024年)創業100周年を迎えた神保町の定食屋「はせ部」。3代目の長谷部智晴さんは毎朝4時半に豊洲へ向かい、その日いちばんの魚を仕入れてきます。一番人気は本マグロの刺身、昼は値上げしてもなお880円が主流の魚のランチ定食に毎日行列。フォトグラファーのELLIさんが夫婦で営む名店を訪ねました。(『本の街』2025年8月号「フォトグラファーELLIの街探訪」第3回)

毎朝4時半に豊洲に向かい、新鮮な魚を仕入れてくるのが智晴さんの日課だ。
「神保町に縁がなかった」というフォトグラファーのELLIさんの探訪記、3回目。行列ができる人気の定食屋、昨年創業100周年を迎えた「はせ部」の店主・長谷部智晴さんにお話を聞きました。
一番人気は「本マグロ刺身」
お店のこと――昼は行列、夜は全国の酒

バブルの頃は忙しかった。昼は120食、夜も5時から飲みに来る「窓際族」と、7時以降のサラリーマンで毎晩2巡していた。コロナを何とか乗り切り、2年ほど前から客が戻ってきた。
2000年の再開発で今の場所に移ってきました。智晴さんは地元の町会で会計を務めるなど、地域でも頼られる存在です。



看板メニュー――本マグロ刺身と魚の定食

一番人気のマグロの刺身は、その日豊洲で厳選したもので、産地は毎日変わる。

祖父の代から3代目。値上げしてもなお880円が主流の、安くておいしい魚のランチ定食は大人気で、毎日行列ができる。


店主のこと――同級生夫婦で守る店
妻みゆきさんも、3年ほど前から店を手伝う。地元の小学校から高校まで同級生同士で、結婚した。最近みゆきさんもゴルフを始め、夫婦共通の趣味もできた。仲睦まじく地元密着の名店を支える。

お店データ
季節料理 はせ部
東京都千代田区神田神保町1-39
電話 03-3291-6558
定休日 土・日・祝
2024年に創業100周年(紙面より)
最寄駅 神保町駅
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※住所・電話・定休日は『本の街』加盟店一覧(2026年9月号)より。営業時間などは変わることがあります。お出かけ前にお店にご確認ください。
フォトグラファーELLIの街探訪 連載一覧
▶連載ページで全回の一覧と、ELLIさんが訪ねた店の地図を見る
◀前回:第2回 アディロンダック・カフェ
▶次回:第4回 銘茶豊田園&蕎麦処大宣
第1回 ランチョン
第2回 アディロンダック・カフェ
第3回 はせ部(この記事)
第4回 銘茶豊田園&蕎麦処大宣
第5回 @ワンダーJG
第6回 ブックハウスカフェ
第7回 喫茶穂高
第8回 豆香房
第9回 萬羽軒
第10回 浅野屋
第11回 山形屋紙店
第12回 喫茶プペ
第13回 お茶の水ホテル昇龍館
第14回 神田淡平
第15回 大喜靴店
第16回 さかいやスポーツ
第17回 富士レコード社
伊藤恵理(いとう・えり/ELLI)
フォトグラファー。『本の街』で「フォトグラファーELLIの街探訪」を連載し、神田・御茶ノ水・神保町の店を毎月訪ね歩いている。
この記事は、神田・御茶ノ水・神保町の地域交流サロン誌『本の街』2025年8月号(Vol.4)掲載「フォトグラファーELLIの街探訪」第3回(写真と文・伊藤恵理)のご紹介です。
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『本の街』は1980年創刊。神保町の書店・出版社・喫茶店・ギャラリーとともに、本の街の今を毎月お届けしています。

