古書店街・神保町で、親子連れや女性同士の客が多い子どもの本の専門店「ブックハウスカフェ」。絵本に囲まれた真ん中にカフェがあり、奥にはギャラリー、裏通りには隠れ家バー「リリパッド」も。2017年からオーナーを務める今本義子さんに、フォトグラファーのELLIさんが話を聞きました。(『本の街』2025年11月号「フォトグラファーELLIの街探訪」第6回)

「子どもの来る街に未来があると思うんです」
――オーナー・今本義子さん
「神保町とほぼ縁がなかった」というフォトグラファーのELLIさんの探訪記、6回目。ティーン〜大人向けのイメージが強い神保町の書店街で、親子連れや女性同士の客が多い「ブックハウスカフェ」を取材しました。
子供の来る街に未来がある
お店のこと――書店のど真ん中にカフェ
絵本や関連キャラクターのぬいぐるみなどが並ぶ書店のど真ん中に、カフェがある。常連客らしき人々が、お茶を飲んでおしゃべりしたり、カフェスペースを囲むように作られた書棚から本を選んだりしている。何ともほっこりする空間は、書店街のオアシスのようだ。



見どころ――絵本の棚と、隠れ家バー


書店の奥の部屋や2階のギャラリーは貸しスペースとしても使われ、コンサートや朗読会など、一年を通じて文化的・芸術的なイベントが開かれています。2019年には、裏通りにひっそりと入口のあるバー「リリパッド」も開店しました。

店主のこと――子どもの本屋を守るために
インターネットの普及により書店が打撃を受け始めた2000年代半ば、現在の書店の前身となる子どもの本専門店がオープン。縁あって2017年よりオーナーとなった今本義子さんは、リフォームを加えて新しい形態の書店「ブックハウスカフェ」を作った。
多角化経営がしたかったわけではなく、がむしゃらに子ども向け書店の経営を守ることだけを考えてきた、と今本さん。
「インターネットが普及して、本を買わない、本屋に見に行かない人たちが増える中、やはり子ども達が絵本を手に取って選べる場所を大切にしたい」。

お店データ
ブックハウスカフェ(新刊子ども本専門)
東京都千代田区神田神保町2-5
電話 03-6261-6177
カフェ併設。バー「リリパッド」は裏通りに入口
最寄駅 神保町駅
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※住所・電話・定休日は『本の街』加盟店一覧(2026年9月号)より。営業時間などは変わることがあります。お出かけ前にお店にご確認ください。
フォトグラファーELLIの街探訪 連載一覧
▶連載ページで全回の一覧と、ELLIさんが訪ねた店の地図を見る
第1回 ランチョン
第2回 アディロンダック・カフェ
第3回 はせ部
第4回 銘茶豊田園&蕎麦処大宣
第5回 @ワンダーJG
第6回 ブックハウスカフェ(この記事)
第7回 喫茶穂高
第8回 豆香房
第9回 萬羽軒
第10回 浅野屋
第11回 山形屋紙店
第12回 喫茶プペ
第13回 お茶の水ホテル昇龍館
第14回 神田淡平
第15回 大喜靴店
第16回 さかいやスポーツ
第17回 富士レコード社
伊藤恵理(いとう・えり/ELLI)
フォトグラファー。『本の街』で「フォトグラファーELLIの街探訪」を連載し、神田・御茶ノ水・神保町の店を毎月訪ね歩いている。
この記事は、神田・御茶ノ水・神保町の地域交流サロン誌『本の街』2025年11月号(Vol.7)掲載「フォトグラファーELLIの街探訪」第6回(写真と文・伊藤恵理)のご紹介です。
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『本の街』は1980年創刊。神保町の書店・出版社・喫茶店・ギャラリーとともに、本の街の今を毎月お届けしています。

