連載一覧

月刊『本の街』の連載と寄稿を、WEBでもお読みいただけます。各連載の新しい回は、号の発行にあわせて順次掲載していきます。WEBに掲載していない回は、各号のPDF(バックナンバー)でお読みいただけます。

連載もくじ:わたしの古本修行/古書街に集った愛書家たち/本の街を紡ぐ人/刻まれた記憶/国際歴史探偵の書斎から/カフェと本棚のあるミニシアター/カーテンコールは華やかに/音の手帖/私的・映画の黄金時代/本の街に生きる/寄稿

フォトグラファーELLIの街探訪

写真家ELLIさんが、神田・神保町・御茶ノ水の名店を訪ねる連載。お店の地図や店舗情報とあわせてどうぞ。

神保町と私(佐古田亮介)

一誠堂書店に入店して半世紀。けやき書店の店主が、古書店街と飲食店の思い出を綴ります。

わたしの古本修行

四方田犬彦(比較文学) 中学生で三省堂書店の教科書売り場に通った日から半世紀。神保町の古書店と洋書店で出会った本と人の記憶を綴ります。

  1. ネットで本が買える時代に、なぜ人は洋書店へ行くのか――四方田犬彦が語る神保町・北沢書店ネットで本が買える時代に、なぜ人は洋書店へ行くのか――四方田犬彦が語る神保町・北沢書店【わたしの古本修行 第9回】重い扉を開けると、いきなり静寂が取り囲む。天井に達するまで古色蒼然たる洋書が並ぶ神保町・北沢書店には、まったく別の時間が流れていた——比較文学者・四方田犬彦さん…
  2. 「靴紐を結ぶ値打ちもない」――四方田犬彦が古本屋の棚で出会った、若き日の自分「靴紐を結ぶ値打ちもない」――四方田犬彦が古本屋の棚で出会った、若き日の自分【わたしの古本修行 第10回】古本屋の棚で、自分が若い頃に書いた本が澁澤龍彦や種村季弘の隣に並んでいるのを見つけてしまう。「彼らの靴の紐を結ぶほどの価値もない」——比較文学者・四方田犬彦さん…

古書街に集った愛書家たち

茅原健(ノンフィクション作家) 毎週のように古書会館へ通い、珍しい文献を掘り当てた在野の蒐集家たち。神保町の古書文化を支えた人々の肖像です。

  1. 「博捜の福田」と呼ばれた男――古書街に集った愛書家・福田久賀男伝説「博捜の福田」と呼ばれた男――古書街に集った愛書家・福田久賀男伝説【古書街に集った愛書家たち 第1回】「カラスが鳴かない日があっても、彼が古書展に顔をださない日はなかった」。恩師・小田切秀雄に「博捜の福田」と呼ばれた書誌学者、福田久賀男。神田の古書会館に通い詰め…
  2. 古書目録は「タテではなくヨコに読む」――学習院の名誉教授が神田で貫いた流儀古書目録は「タテではなくヨコに読む」――学習院の名誉教授が神田で貫いた流儀【古書街に集った愛書家たち 第2回】「私は目録をタテではなくヨコに読む」。著者名と発行年だけに視線を走らせ、競争相手より先に注文する——学習院女子大学名誉教授・高橋新太郎さんの古書目録の読み方と、…

本の街を紡ぐ人

水城凛(インタビューと文) 街の書店や古書店を支える人に話を聞くインタビュー。三省堂書店・亀井崇雄社長の回をWEBでお読みいただけます。

  1. 書店は世界への扉――三省堂書店・亀井崇雄社長インタビュー第1回書店は世界への扉――三省堂書店・亀井崇雄社長が語る「七〇%の再出発」【本の街を紡ぐ人】書籍売り場はかつての七〇%。それでも神保町の一丁目一番地で「本で勝負する」――2026年3月19日にリニューアルオープンする三省堂書店神田神保町本店について、亀…
  2. 書店の未来は「かけ算」にある――三省堂書店・亀井崇雄社長インタビュー第2回書店の未来は「かけ算」にある――三省堂書店・亀井崇雄社長が語る、社員とつくった新本店【本の街を紡ぐ人】新本店のコンセプト「ENTRANCE TO THE WORLD」は社員の声から生まれた。システムエンジニアから書店へ転身した亀井崇雄社長が語る、プロジェクトと書…
  3. 「書店は街の入り口」――三省堂書店・亀井崇雄社長が語る、新しい神保町本店「書店は街の入り口」――三省堂書店・亀井崇雄社長が語る、新しい神保町本店【本の街を紡ぐ人】「出版文化イコール日本の文化と言っていいぐらい、今の日本の姿を映し出す鏡のようなもの」。2026年3月19日にリニューアルオープンした三省堂書店神田神保町本店。…

刻まれた記憶

山中現(版画家) 『本の街』の表紙を手がける版画家が、漫画少年の日々から藝大、木版画家になるまでを振り返ります。

  1. 「版画は半分の絵だ」と言われて――版画家・山中現が藝大で過ごした1970年代「版画は半分の絵だ」と言われて――版画家・山中現が藝大で過ごした1970年代【刻まれた記憶 第2回】「版画なんて、私のスケッチブックに描いた一枚の絵より安いんだよ」。50年前の東京藝大には版画科がなく、油絵科の中の研究室があるだけでした。『本の街』の表紙画を担…

国際歴史探偵の書斎から

加藤哲郎(一橋大学名誉教授・政治学) 「国際歴史探偵」と呼ばれて30年。秘密文書や古い写真を手がかりに、現代史の謎を追います。

  1. トロツキーが暗殺された家、その机の上――日本人演出家・佐野碩が生きたメキシコトロツキーが暗殺された家、その机の上――日本人演出家・佐野碩が生きたメキシコ【国際歴史探偵の書斎から 第8回】厚さ二〇センチの鋼鉄製の扉に守られた執務室で、トロツキーはピッケルに倒れた。そして「インターナショナル」を日本語に訳した演出家・佐野碩は、同じ頃メキシコに亡命し…

カフェと本棚のあるミニシアター

小山正(映像制作者・ミステリー研究家) 本を読み、新旧の映画を観て、お茶も楽しめる――神保町を「ハイブリッドな街」として、映画と本を結んで語ります。

  1. 「ゾンビ物みたい」――女子高生がヒッチコック『鳥』に見つけた、新しい怖さ「ゾンビ物みたい」――女子高生がヒッチコック『鳥』に見つけた、新しい怖さ【カフェと本棚のあるミニシアター 第2回】「ゾンビ物みたい」「吸血鬼にも似てる」——今どきの女子高生がダフネ・デュ・モーリアの原作「鳥」に見つけた感想から、ヒッチコックの名作を「エコ・ホラー」として読み…

カーテンコールは華やかに

高萩宏(世田谷パブリックシアター館長) 公共劇場の運営に長く携わってきた著者が、いま観るべき舞台と、演劇を観ることの楽しみを語ります。

  1. 「ジン・ロック・ライム」――イプセン『ヘッダ・ガブラー』が、現代のロックバンドの物語になった「ジン・ロック・ライム」――イプセン『ヘッダ・ガブラー』が、現代のロックバンドの物語になった【カーテンコールは華やかに 第5回】Jin rocks lime. と英語にした途端、カクテル名は「ジンがライムをロックする」という一文に変わる——イプセン『ヘッダ・ガブラー』を現代のロックバンド…

音の手帖

毬沙琳(音楽ジャーナリスト) オペラ、オーケストラ、音楽祭。心に残った公演と、音楽が人をつなぐ物語を届けます。

  1. 上野の桜とワーグナー――87歳の巨匠ヤノフスキが「東京・春・音楽祭」で飾った有終の美上野の桜とワーグナー――87歳の巨匠ヤノフスキが「東京・春・音楽祭」で飾った有終の美【音の手帖 File.9】77歳でバイロイト・デビューを果たしたマレク・ヤノフスキが、87歳の今年、東京・春・音楽祭を引退します。最後に選んだのはシェーンベルクの「グレの歌」。音楽ジャー…

私的・映画の黄金時代

垂水保貴(映画研究家) 映画と真摯に向き合った1977〜86年の高校・大学時代を「黄金時代」と名づけ、監督と作品を語った連載(全8回)。

  1. 私的・映画の黄金時代  第1回     垂水 保貴(映画研究家)私的・映画の黄金時代 第1回【垂水保貴】1961年生まれの私は、1977年4月大分市の高校入学後本格的に映画を観始め、大学進学のため上京した1980年4月から1986年3月の卒業までに(回り道や寄り道…
  2. 私的・映画の黄金時代(4):大林宣彦監督の衝撃作「HOUSE ハウス」    垂水 保貴(映画研究家)大林宣彦監督の衝撃作「HOUSE ハウス」【私的・映画の黄金時代 第4回】この度、「新 本の街」8月号より、映画研究家である垂水保貴さんの連載「私的・映画の黄金時代」の第4回をお届けします。今回は、多くの映画ファンに今なお愛され続ける…

本の街に生きる

寄稿 この街で働き、学び、暮らしてきた人たちが綴る、神保町・神田・御茶ノ水の思い出。

  1. ボーナス三分の二で買った三島由紀夫の肉筆――神保町・小宮山書店のガラスケースの前でボーナス三分の二で買った三島由紀夫の肉筆――神保町・小宮山書店のガラスケースの前で【本の街に生きる】神保町・小宮山書店の階段のガラスケースに、少女時代から崇めていた作家の肉筆があった。価格は二十七万円ほど、夏のボーナス三分の二——編集者・渡辺友絵さんが綴る、三…

寄稿

街を歩いて見つけた風景や、この街ならではの話題を、さまざまな書き手が寄せてくれました。

  1. コロンビア生まれの書き手が歩く、神田の「時間の層」――まつや・穂高・レコード社・一誠堂コロンビア生まれの書き手が歩く、神田の「時間の層」――まつや・穂高・レコード社・一誠堂【寄稿】「ローマの層は物理的なもの。東京の層は文化的なものだ」――コロンビア・メデジン生まれ、ハーバード大学で日本を学び東京で働くサイモン・アランゴ・バケロさんが、18…

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