2026年6月号– tag –
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古書店・書店
「やきとり二人前」で出てきたのは――神保町のおでん屋「えーわん」で価値観が変わった夜【神保町と私 第13回】
「やきとり二人前」と注文されて出てきたのは、焦げ跡ひとつない白くふっくらとした串だった——昭和五十年代、神保町のおでん屋「えーわん」で価値観が一変した夜。汁を澄んだまま濁らせない女将の手間暇とともに、けやき書店・佐古田亮介さんが綴ります。 -
アート・文化
「ジン・ロック・ライム」――イプセン『ヘッダ・ガブラー』が、現代のロックバンドの物語になった【カーテンコールは華やかに 第5回】
Jin rocks lime. と英語にした途端、カクテル名は「ジンがライムをロックする」という一文に変わる——イプセン『ヘッダ・ガブラー』を現代のロックバンドの物語に翻案したパルコ劇場の三月公演を、世田谷パブリックシアター館長・高萩宏さんが評します。(『本の街』2026年6月号「カーテンコールは華やかに」第五回) -
古書店・書店
「靴紐を結ぶ値打ちもない」――四方田犬彦が古本屋の棚で出会った、若き日の自分【わたしの古本修行 第10回】
古本屋の棚で、自分が若い頃に書いた本が澁澤龍彦や種村季弘の隣に並んでいるのを見つけてしまう。「彼らの靴の紐を結ぶほどの価値もない」——比較文学者・四方田犬彦さんが、1960〜70年代に「異端」の海外文学が次々と翻訳された時代とともに綴ります。(『本の街』2026年6月号「わたしの古本修行」第十回) -
古書店・書店
古書目録は「タテではなくヨコに読む」――学習院の名誉教授が神田で貫いた流儀【古書街に集った愛書家たち 第2回】
「私は目録をタテではなくヨコに読む」。著者名と発行年だけに視線を走らせ、競争相手より先に注文する——学習院女子大学名誉教授・高橋新太郎さんの古書目録の読み方と、古本が堆く積まれた研究室の話です。(『本の街』2026年6月号「古書街に集った愛書家たち」第二回) -
アート・文化
「版画は半分の絵だ」と言われて――版画家・山中現が藝大で過ごした1970年代【刻まれた記憶 第2回】
「版画なんて、私のスケッチブックに描いた一枚の絵より安いんだよ」。50年前の東京藝大には版画科がなく、油絵科の中の研究室があるだけでした。『本の街』の表紙画を担当する版画家・山中現さんが、木版画に向かい始めた頃を振り返ります。(『本の街』2026年6月号「刻まれた記憶」第二回) -
アート・文化
「ゾンビ物みたい」――女子高生がヒッチコック『鳥』に見つけた、新しい怖さ【カフェと本棚のあるミニシアター 第2回】
「ゾンビ物みたい」「吸血鬼にも似てる」——今どきの女子高生がダフネ・デュ・モーリアの原作「鳥」に見つけた感想から、ヒッチコックの名作を「エコ・ホラー」として読み直す。映像制作者でミステリー研究家の小山正さんの連載第二回です。(『本の街』2026年6月号「カフェと本棚のあるミニシアター」) -
アート・文化
上野の桜とワーグナー――87歳の巨匠ヤノフスキが「東京・春・音楽祭」で飾った有終の美【音の手帖 File.9】
77歳でバイロイト・デビューを果たしたマレク・ヤノフスキが、87歳の今年、東京・春・音楽祭を引退します。最後に選んだのはシェーンベルクの「グレの歌」。音楽ジャーナリスト・毬沙琳さんが、上野の桜とワーグナーの17年を振り返ります。(『本の街』2026年6月号「音の手帖」File.9) -
アート・文化
トロツキーが暗殺された家、その机の上――日本人演出家・佐野碩が生きたメキシコ【国際歴史探偵の書斎から 第8回】
厚さ二〇センチの鋼鉄製の扉に守られた執務室で、トロツキーはピッケルに倒れた。そして「インターナショナル」を日本語に訳した演出家・佐野碩は、同じ頃メキシコに亡命していた——加藤哲郎さんが現地を訪ね歩いた記録です。(『本の街』2026年6月号「国際歴史探偵の書斎から」第八回) -
古書店・書店
ボーナス三分の二で買った三島由紀夫の肉筆――神保町・小宮山書店のガラスケースの前で【本の街に生きる】
神保町・小宮山書店の階段のガラスケースに、少女時代から崇めていた作家の肉筆があった。価格は二十七万円ほど、夏のボーナス三分の二——編集者・渡辺友絵さんが綴る、三島由紀夫の原稿との出会いと、神保町という街との長い付き合いです。(『本の街』2026年6月号寄稿) -
喫茶・グルメ
手塚治虫も訪れた、お茶の水の老舗ホテル――昇龍館と、名物「赤いチキンカレー」【ELLIの街探訪 第13回】
お茶の水の老舗ホテル「昇龍館」は1950年創業。かつて手塚治虫も訪れました。朝食会場は昼から「Jazzオリンパス」に変わり、名物の赤いチキンカレーとレコードのジャズを求めて常連客が集まります。3代目オーナー・小林大介さんに案内していただきました。
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